" 桜雨 "




music: カイショウゴ
lylics: huming
通い慣れた道  今日も薄曇り  雨さえ降らない
そんな中を僕は俯いて歩く  そして一片の花弁で気付く
“ああ、そうだ春だった...?

寂しい気持ちも悲しい気持ちもとうに薄れているさ  それなのに
。。。映る景色が違うのは何故?

君の事だけ  想い出すのは
あの日の僕が未だそこに居るから。


あそんで下さい  はしゃいで下さい
只それだけずうっと
していたかった。

言葉に出来るのは交差点で拾った石っころだけ
どうしたって  だまって  見送るのか
“みたくないのに!!”

自分の影も見失うんだ  泣きそうな夜空を見上げたままで

《僕が出来たのは  君を見送ることだけだった 
                    唯ゝ笑って  笑って最後まで》


どうして「足りない」  なんて思う?   もっとたくさん伝えられたの?
君が居ないと、僕はどうも弱いよ。  。。。無意識に、その、手をもとめてる

どうして「足りない」  なんて思う!   もっと違った未来は在ったの?
“おもいでばかり” “うつくしいのは”  きっと僕らの勝手なエゴで


ただ深深と桜の雨は降り  ぼんやりした僕に降り積もる