"   ヤクソク  "




music: カイショウゴ
lyrics: humi
明け鴉鳴く終末に  君が出てくる夢をみた
すぐ内容(なかみ)は忘れたけど  やけに泣ける君の面影


あの日僕らは出逢って
いつから救われたんだろう? 君との世界は明るくて
無邪気に僕は甘えて
  隠れた涙  気付かないままで

"ごめんね"って言って君は二度と振り向かない
あれから僕は思い出だけ 飴のようになめて

僕は君とのヤクソクを  あの日交わしたヤクソクを
必死で今 思い出そうとしてる


僕は なんでもないふりで
君が居ない世界もちゃんと見たよ
そしたら 全部 君を通して見てたことに気がついた

ああ時間はどんどん過ぎ
十年一夜に なってくの?
この痛みも鈍るのか
正しかった君の言葉を  何度でも思い出すけれど

曇る日があって 笑ってるのに苦しくて
忘れたと思ってるのに  また胸が痛いよ

僕は君とヤクソクを  あの日君とヤクソクを
交わした胸の痛みを  忘れないから


―――僕らは 千年の この孤独を 一体 どうやって生きる?―――
たった一人の 嘘をつけないあの人に向けて。


黙っていても忘れてゆく 僕らだけど
これだけは刻む 君と出会えたことの奇跡

背筋伸ばして 息を吸い バカほど笑って
全てを抱きかかえたまま 次の山へと向かおう

僕は君とのヤクソクを
あの日心に誓った まっさらなヤクソクを
忘れないから

一瞬目の前を通り過ぎた「ホンモノ」の予感
示してくれた光の先を追いかけるよ


だから、僕を見ていて。
子どものように 叫ぶよ
今は違う道たどっても  君に会いたい
いつか・・・